2009.02.25 Wednesday
誰かのための日記-023-【Kの法則】その1
◆こんにちは。このところ無駄なハイテンションを維持している近藤和見です。どこかに行きたくてそわそわと、じっと座っていられません。大人の多動症なのではないかと人生を恥じる毎日であります。座力を問われるアラブならすでに村八分かと思われます。
◆ところでみなさん、【Kの法則】というものをご存知だろうか?それは、[コードネームK]と名乗る謎のアマチュア人類学者があまねく事象をその独自の法則化で読み解くといわれる動物行動学的法則である。わたしが感動した代表的な【Kの法則】を今後紹介してゆきたいと思う次第である。それはこのようなものである。
【コーラ500mlを一気飲みできる者は高山病にかかりにくい】
◆どうでしょう?この飛躍ぶり!江戸の敵を長崎が討つほどのっ!しかし、「なんだこれは」とあなどるなかれ。もし富士山登山にでもいかれるとき、くっきりとわかれる高山病罹患者と非罹患者。非罹患者の全員がコーラ一気飲みできる、ということではなく、コーラ一気飲みできるひとの多くが高山病にかからない、ということなのである。それは[コードネームK]の丁寧なサンプリングによって判明している。考えてもごらんなさい。いざ高山病にかかってから対処してもこれはもう手遅れ。呼吸困難、寒気、震え、頭痛の責め苦。これはコーラ一気飲み能力であらかじめ判断しておくのがよろしい。頭痛薬をあらかじめ服用したり、多めに携帯酸素を持っていったりできる。
◆わたしは富士山から無事帰り、高山病にかからなかったというひとを探し出しては不敵な笑みを浮かべながらコーラを手渡し「一気飲み、できますか?」と聞く。彼らはなにくそ魂というのか、眉を怒らせそれを飲み干す。一気に。
◆【Kの法則】『コーラ500mlを一気飲みできる者は高山病にかかりにくい』の科学的論拠を説明するのは骨が折れる。なぜならば[コードネームK]はざっくり法則は語るが、それ以上、多くを語らないのである。クールである。わたくし個人の考察によると、低酸素状態の血液は赤血球の増加を示すこと、また、大気中の酸素含有量が少ない場合、肺胞から逆に酸素を奪われること(仮に大気酸素21パーセント含有である場所から16パーセントの場所に移った場合、5パーセントの酸素を奪われるという反応が起こる。このため酸素の含有量が少ない場所ではひと息で卒倒することもある)、のふたつがファクターであるように思う。男性において薬指が人差し指に対し長ければ男性ホルモンであるテストステロンが比較的多いことを示す、というような意味である(週刊文春:竹内久美子『わたしが答えます』より)。これらがコカコーラ一気飲み能力と密接に関わると思うと、わたしの小さなドキが激しくムネムネするのである。むろん、疑うことなく【Kの法則】が正しいことを前提にしている。
◆謎のアマチュア人類学者[コードネームK]。その正体を知る者はいない…。
◆ところでみなさん、【Kの法則】というものをご存知だろうか?それは、[コードネームK]と名乗る謎のアマチュア人類学者があまねく事象をその独自の法則化で読み解くといわれる動物行動学的法則である。わたしが感動した代表的な【Kの法則】を今後紹介してゆきたいと思う次第である。それはこのようなものである。
【コーラ500mlを一気飲みできる者は高山病にかかりにくい】
◆どうでしょう?この飛躍ぶり!江戸の敵を長崎が討つほどのっ!しかし、「なんだこれは」とあなどるなかれ。もし富士山登山にでもいかれるとき、くっきりとわかれる高山病罹患者と非罹患者。非罹患者の全員がコーラ一気飲みできる、ということではなく、コーラ一気飲みできるひとの多くが高山病にかからない、ということなのである。それは[コードネームK]の丁寧なサンプリングによって判明している。考えてもごらんなさい。いざ高山病にかかってから対処してもこれはもう手遅れ。呼吸困難、寒気、震え、頭痛の責め苦。これはコーラ一気飲み能力であらかじめ判断しておくのがよろしい。頭痛薬をあらかじめ服用したり、多めに携帯酸素を持っていったりできる。
◆わたしは富士山から無事帰り、高山病にかからなかったというひとを探し出しては不敵な笑みを浮かべながらコーラを手渡し「一気飲み、できますか?」と聞く。彼らはなにくそ魂というのか、眉を怒らせそれを飲み干す。一気に。
◆【Kの法則】『コーラ500mlを一気飲みできる者は高山病にかかりにくい』の科学的論拠を説明するのは骨が折れる。なぜならば[コードネームK]はざっくり法則は語るが、それ以上、多くを語らないのである。クールである。わたくし個人の考察によると、低酸素状態の血液は赤血球の増加を示すこと、また、大気中の酸素含有量が少ない場合、肺胞から逆に酸素を奪われること(仮に大気酸素21パーセント含有である場所から16パーセントの場所に移った場合、5パーセントの酸素を奪われるという反応が起こる。このため酸素の含有量が少ない場所ではひと息で卒倒することもある)、のふたつがファクターであるように思う。男性において薬指が人差し指に対し長ければ男性ホルモンであるテストステロンが比較的多いことを示す、というような意味である(週刊文春:竹内久美子『わたしが答えます』より)。これらがコカコーラ一気飲み能力と密接に関わると思うと、わたしの小さなドキが激しくムネムネするのである。むろん、疑うことなく【Kの法則】が正しいことを前提にしている。
◆謎のアマチュア人類学者[コードネームK]。その正体を知る者はいない…。