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続あとさき日記-03-名曲【思秋期】02
◆去る8/6(土)に京都三条木屋町UrBANGUILDにて執り行った顔合わせ一般公開イベント、無事終了いたした。半分スタッフ・役者、半分が一般のお客様。顔合わせの制作話なども含め一般公開するという非常に変わったイベントであったが、みなさん楽しんでくだすったようで感謝したい。僕もひさびさにピアノ弾き語りの芝居(前回上演時【Ato-Saki】オープニングシーン)をカゲロヲ氏と競演して、個人的にも楽しめたイベントだった。たくさん応援の言葉もいただき、重ねて、ご来場に感謝したい。同日8/6(土)からスタートした【Ato-Saki】チケット先行発売もよろしくお願いいたしまする。

◆さて、名曲を。今回はもはや巨匠といってもよいヴォーカリスト岩崎宏美さんの曲を紹介したいと思う。曲名は【思秋期】。あえて作品発表時ではない映像を選んだ。改めて聴いてみると、彼女ほどの歌い手が現役最前線にいない日本の音楽市場が寂しく思われる。それは僕だけの感慨だろうか。テレビの歌番組は如実に流行を追う。それは当然である。しかしながらその1/3、いやせめて1/5くらいの時間を実力あるベテラン歌手を取り上げてくれまいか。聴きたいひとは多く潜在しているはずだ。せっかくの才能もその実力を維持したまま枯れゆく。ある種の理不尽を思う。そういうものだ、とは言えまい。視聴者がただ漫然とメディアから出されるものを待っているからそうなるのかもしれない。それはメディアだけの問題ではないのだ。抗しがたいことである。しかし、何度聴いても染み入る歌声だ。コンサートがあったら行こうか。選択肢は狭まるがなくなるわけじゃないのだから。

◆しかしながらこの声量よ。この繊細な歌心よ。

◆作詞:阿久 悠・作曲:三木たかし、素晴らしい組み合わせである。おふたりとも故人となられた。しかし歌は残った。僕の心にも残った。いち表現者として羨む。僕も努力して世に残るなにかを作って行きたい。

Performing Arts Company VOGA

結成15周年記念作品
【Ato-Saki】
作・演出・音楽:近藤和見

◇出演者
草壁 カゲロヲ
ハ・スジョン
ふくだ まさと
昭和 今日子
(※以上、ヴォガ)
足立 昌弥
新井 達也(CrossRopeLife)
岡田 将司
田中・G・ツヨシ
堀井 和也
松嵜 佑一(A級MissingLink)
ゆかわ たかし(昭和芸能舎)
横山 直樹
谷 弘恵
船戸 香里
ののあざみ
高橋 理紗(空の驛舎)
滝沢 侑子

◇大阪公演
☆日時:2011年10月22日〜30日
☆大阪公演会場:大阪芸術創造館 大練習室

◇東京公演
☆日時:2012年1月6日〜9日
☆東京公演会場:シアターグリーン BASE THEATER

◎チケット料金
前売:3,000円・当日3,500円・学生2,000円
先行予約:2,500円(大阪8月28日まで・東京11月6日まで)
| 続あとさき日記 | 12:58 | comments(2) | trackbacks(0) |
Comments
こんにちは。ひそかに変わらずのぞいています。
前回の曲のお話を読んだ時、ふいに浮かんだのがこの「思秋期」で、
すぐに動画みたり、歌詞を調べたりしてたので、びっくりしました。
ま、秋がかぶっているんですが。。
なんか変わった歌詞だなと当時子供ながら思ってました。子供だから、というのか。
一人で紅茶飲みながら「お元気ですか皆さんいつか会いましょう」って絵はがき書いてる様子が
妙に静か過ぎて、聴いてどんな気持ちになったら良いのか分からなくて戸惑った記憶があります。
この女の人は今一体どこにいて、どんな心持ちでいるのか、悲しいのか、幸せなのかもわからんくて^^;
ただ、いい歌だというのだけは、わかって。好きでよく歌ってました。

あ、後になりましたが。。
『冬将軍』、会場には行ったものの終わった直後で、そのまま帰ってもた(よくある)という
情けない自分だったのですが、後で動画を拝見したとき
「もうこんなものがうまれている。この世に100パー悪い出来事なんて、ないのかもしれない」と
震災後初めてぐらいにおもいました。

10月の舞台、楽しみにしています。
無理しすぎないように(するんでしょうけど…)頑張ってくださいね^^
長文失礼しました。
| I.Y. | 2011/08/19 6:10 PM |
>I.Y.さま

コメントありがとうございます。

>ふいに浮かんだのがこの「思秋期」で、すぐに動画みたり、歌詞を調べたりしてたので、びっくりしました。

まあ!なんということでしょう!不思議すぎるじゃないですか。

>ま、秋がかぶっているんですが。。

ガクッ。

>この女の人は今一体どこにいて、どんな心持ちでいるのか、悲しいのか、幸せなのかもわからんくて^^;

同じく。岩崎さんが若い頃にだせなかった表情がUPしている岩崎さんには表れていて、それは解りやすいようで難しい歌詞だということを示していますよね。きっと始めはおっしゃるように「いい歌だな、ただこのひとにはなにがあったんだろう」と解らないまま唄っていたのではないでしょうか。いまの岩崎さんはきっと、自然に自分の人生を重ねてうたっていらっしゃるのでしょうね。

>『冬将軍』〜略〜後で動画を拝見したとき「もうこんなものがうまれている。この世に100パー悪い出来事なんて、ないのかもしれない」と震災後初めてぐらいにおもいました。

小学生が自殺する、という痛ましいニュースが流れるときがありますよね。大人はよくこういう言い回しをします。「子供に死ぬほどの悩みなんかあるわけないで」ってね。でも違うと思うんです。そもそも論点が。子供が自殺するのは『悩み自体の深さ・重さ』ではなく『精神の疲労度』だと思うんです。そういう意味で「被災者じゃないのになに落ち込んでるねん」という叱責もあたらないのではないでしょうか。人間には想像力というものがあり、ときに精神を疲労させる想像をも生みます。当事者でないひとにも衝撃を与える、精神を疲労させるやもしれない、そんな大きな出来事です。そんなことや、他、さまざまなことに思いを巡らしながら『冬将軍』の参加作品を作りました。

>10月の舞台、楽しみにしています。無理しすぎないように(するんでしょうけど…)頑張ってくださいね^^

応援ありがとう☆
死んでもやり遂げます!
知人・ご友人に宣伝のほどよろしくお願いします。
| 近藤和見 | 2011/09/02 8:10 AM |









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