<< 銀30日記-11-嬉しいねえ。 | main | 銀30日記-13-追い込み >>
銀30日記-12-睡眠とは憧憬である
◆せっかく脚本が上がったのに、音楽が進まない。ずっとループしている感じで進まない。細かく修正したり戻したり、で、いちから作ったりして、進まない。そうこうしながら全然眠れない。これは悪循環だね。自覚。

◆稽古が始まっている。といっても基本的にカゲロヲ氏とのマンツーマンに近い自主稽古。役作りなど今回難しいようだ。彼の懊悩が感じられる。ぼくはあれこれ小うるさくいったりもするが、氏の頑張りを期待する。作り手のぼくにできることは限定的で、実際、舞台に立つ氏をはじめとする役者たちの存在にはかなわない。脚本や音楽をこしらえたりすることは役者に対する修飾でしかない。いっしょに悩んで楽しんで作っていけたらと思う。

◆よい作品になるように手を抜かず、できることは全部やり遂げたい。それでも結果が失敗ということもある。理解している。少しずつでも進歩していきたい。

◆『憧れ』という気持ちの種類があって、そういうものが強いひとのことを考えたり、自分の手をみたりして、自問している。今回の作品に登場するイスカリオテのユダはそういう『憧れ』の精神がある個性だったんじゃないかと思った。『憧れ』の裏側。『愛情』の裏側。古今東西、ひとはそういうことで苦しんだり喜んだりしてきたのだ。そういうことに好奇を向けるぼくの内面は古典的なのかもしれない。現代性の課題って都市人のことばかりに思える。ぼくは田舎育ちなのでひがんでいるのかとさえ考えたほどだ。ぼくの場合、日常が過剰なので、この仄暗き思想に反目しているような気もする。

◆馴染のお好み焼き屋のおばさんと盛り上がるカゲロヲ氏や、「Twitterにメッセージを送ってみたよ」と伝えても絶対読んでくれないスジョンさん、そして時代というプリウスに乗り遅れたぼく。ハカラズも古典的現代人が寄り集まりロヲ=タァル=ヴォガ。さりとて自主表現活動している限りにおいて、なんの矛盾もない。「表現の多様性…」と独り告ち、今朝も睡眠への憧れを募らせる、嗚呼、外は風の音。
| 銀30日記 | 05:55 | comments(2) | trackbacks(0) |
Comments
産みの苦しみですね。期待しかしてません。
| さわでぃ | 2010/02/03 3:06 PM |
>さわでぃさま

応えたいわその期待に。
| 近藤和見 | 2010/02/04 10:59 AM |









Trackback URL
http://blog.lowotarvoga.net/trackback/1015906
Trackbacks

Calendar
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
<< November 2019 >>
Profile
Categories
Recent Comments
Links
Archives
Recentt Trackback
Others
累計 / 今日 / 昨日