【YANAGITA】日記-千秋楽
【YANAGITA】公演が終った。
小劇場不況といわれるご時勢。800名ものご来場さるお客様に感謝&頓首。
「ワシントン、いや間違えた、リンカーンみたい」とまわりくどく言われた、あのヒゲもつるりと剃った。
いと涼し。

内容的には誤算もあったが、良いところも無いわけでもなく、悲喜こもごも、といったところ。風景を人の表象で立体化させるという試みは、少しばかり、見えてきたところもある。

今回もやはり、各方面、様々な人たちの協力を仰いだ。嗚呼、ありがたや。
とりわけART COMPLEX 1928のスタッフの皆さんにはこの先10年は頭が上がらないくらい、お世話になった。嗚呼、ありがたや。

次回公演に付いての話も着々と進んでいる。ロヲ=タァル=ヴォガ史上最大のものにするつもりだ。
恐らく、楽し、苦し。総じて、いと嬉し。

◎役者を募集する。
次回公演が史上最大ということもあって、役者が欲しい。修飾して言っても仕方ないのではっきり言うと、そんなに役者稼業は楽なものじゃない。でも好奇心と冒険心をぶつけるには今の世で、これほどダイレクトな役目はないと思う。
僕の個人的な役者に対する欲目は、「本を多く読んでる役者がいい」ということ。あと、自分の心の中に「自分に突っ込み入れる自分」がいる人。表現する人は、これがないと痛いからねぇ。

好きで生きてきたわけじゃないところもあって、
選んで生きてこれたわけじゃないところもあって、
こうして、舞台をやっていけて、まず言うこと無しだ。
でも、それと満足と、混同してはいけないのだ。
| YANAGITA日記 | 20:02 | comments(8) | trackbacks(1) |
【YANAGITA】日記-元日現場入り
明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。

改めて、新春公演のお知らせです。
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ロヲ=タァル=ヴォガ 第五回本公演・新春大興行
ART COMPLEX 1928 共催公演 【YANAGITA】
脚本・演出・音楽:近藤 和見
http://www.lowotarvoga.net/

《日程》 2007年1月5日(金)〜1月10日(水)※6日間全12回公演
マチネ13:00/ソワレ18:30 (10日のみ18:00)

《料金》 ※全席自由・日時指定
・前売一般3,000円/学生:2,500円(要学生証) 
・前売(青春12000切符): 12,000円(5枚つづり券)※要電話予約
・当日3,500円 (般・学共)
◎「鮫島印の幕ノ内弁当」 おひとつ1,000円(要予約)

《出演》
・草壁カゲロヲ
・近藤和見
・鮫島サトシ
・海野東子
・星川ユリコ
・片桐慎和子
・タナカ.G.ツヨシ
・岩間典子
・Goya
・ダルガーリ ミヤオーカ
・山中伸子
・赤井正宏
・土居弘輝
・ハ スジョン
・栄 英里香
・窪田史恵
・やまおきあや
・美月チヨコ
・谷内一光
・中村美晴
・延山未来

※ゲスト:
5日(金)マチネ『めでたや』
10日(水)ソワレ『勝野タカシ』

※◎出張Bar:「salon 夕顔楼」 会場内に臨時開店。

《会場》ART COMPLEX 1928
〒604-8082 京都市中京区三条通御幸町東南角1928ビル3階
tel:075-254-6520 fax:075-254-6521
web:http://www.artcomplex.net/ac1928/

《お問合せ》OFFICE VOGA(ヴォガ制作部)
tel&fax:075-202-6338 
e-mail:info@lowotarvoga.net
http://www.lowotarvoga.net/
| YANAGITA日記 | 09:19 | comments(0) | trackbacks(3) |
【YANAGITA】日記-僕は眼を開いても。
◎照明の柿嵜氏との打ち合わせで東京に行った。雨がずっと降っていて、僕はすっかり疲れてしまった。ノートPCと本・資料などを肩掛けて歩いた。東京の街は広がっているから、移動するのに結構歩かなければいけなかった。最近は肩こりが酷い。肩こりがこんなに辛いなんて知らなかった。「カズミ〜、肩揉め〜!!」と毎日唸っていた孟母を思い出す。…似たくなかったよ、肩こりだけは。
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| YANAGITA日記 | 03:33 | comments(4) | trackbacks(1) |
【YANAGITA】日記-『チケット発売!!』と『続インスタントラーメン』について
◎チケット発売!!
とうとう恒例となりました正月公演のチケットが発売されます。
明日はスタッフ・役者の顔合わせです。
気合が入って熱がでましたよ。風邪かしら?

【YANAGITA】〜Story Image〜

ひとつの時間があった。【YANAGITA】絵

紳士が立っていた。
駅のタラップに立っていた。
ゆっくり振り返った。
太陽の沈む方角を、遠く、仰いだ。
朱鷺が翼を広げたような、なだらかな山の稜線が見えた。
その線に沿って、翳りが広がっていた。
紳士は歩き出した。
紳士は土地の人々の話に、じっと耳を傾けていた、という。

もうひとつ、時間があった。

ゴミゴミとした、表通りの路地を折れたところに、家がある。
僕はそこを訪ねた。
そこに、老女がひとり、暮らしていた。
僕は彼女を訪ねた。

もう十年も訪ねてくる人がいないのよ、と言った。
僕は、【YANAGITA】という人物に会ったことがあるか、を尋ねた。
村にはかれこれ五〇年、帰っていないわ、と言った。
里にはもう家がないのよ、と老女は言った。

僕にはその、ふたつの時間が交差して、覚える。
やがて老女は、その人を知っている、と言った。

老女は穏やかな表情を湛えている。
僕の肩の向こうを見つめている。
そして、そっと、静かな声で、
「いまでもよく、あの人のこと、覚えているわ」と、言った。
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| YANAGITA日記 | 07:02 | comments(2) | trackbacks(1) |
【YANAGITA】日記-『フライヤーを思う日々』と『インスタントラーメン』について
◎フライヤーを思う日々

 最近、文章が重くなっている。そんな自覚が芽生えたので、今節は軽みを意識して書いてみたい。

◆10月22日(日)
伯父さんと このあとに、我らが貧しい食生活を書いてしまうので、先立って心配されないよう報告する。
 伯父さんにご馳走になった。良い栄養・滋養、温かみをもらったことよ。ありがとうございます。
 連れて行っていただいた店は、桂の、知る人ぞ知る鶏肉料理のお店らしい。伯父さんの話に違わず素晴らしくおいしかった。最近、高性能デジタルカメラを親戚筋にいただいた(方々、本当に世話になってる)ので、お店の許可を得て、バチバチ撮ってきた。ときおり見かける近視眼的風景に、女の子が携帯電話でバチバチ料理を撮ってる様子がある。「何が嬉しいのかね、まったく」と『キャプテン(ちばあきお)』の五十嵐のように厭味のひとつも出ようというものだが、もう僕は、彼女たちを馬鹿にすることはできない。
 艶のある女将さんと一癖ありそうな親父さん(夫婦ではないらしい、その密やかさが良い)が調理をしている。「劇団の子、連れておいで」と誘っていただいたので、役者の栄英里香嬢と桂に家が程近い衣裳のS島嬢を連れて行く。連れて行ってあげようと思っていたスジョン君は、用事ができて連れて行ってやれなかった。
伯父さんと みんなでビールと焼酎をたらふく呑んで、僕はすっかりオダをあげてしまっていた。23時を過ぎて、女子を帰らせ、伯父さんとタクシーに乗り、見送ったあと、僕はひとり、四条の盛り場へ。…嗚呼、またやってしまった。大事なことを忘れていた。『呑み足りないと思った時、おまえはすでに、…呑み足りている』の法則を。あちょー。

 古今東西、酒と反省は、とても仲が良い。
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| YANAGITA日記 | 13:30 | comments(6) | trackbacks(1) |
【YANAGITA】日記-(謎)新作はアブラハムの息子となるか?
いつものように朝が来て、柔らかな朝日が窓を通して、さらにカーテンさえも通して、差し込んでくる。…太陽は偉大だ。

この静けさの中で、誰にも伝わらない、伝えるきっかけさえなかった、いくつもの出来事が思い浮かぶ。…時間もまた偉大だった。

僕は3ヶ月前より、ふと思うところあって、内面の逡巡にほだされていたのである。けれど、その間、結構な出来事があって、ここにいくつか紹介したい。
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| YANAGITA日記 | 00:59 | comments(3) | trackbacks(0) |

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